退色してデザインカラーがぼやけ、普通の明るい人になっていたのでコローレにカラーリングに行ってきました。 ロングってカラーリングで工夫しないと髪型自体に飽きちゃうんです。カットで作った立体感もパーマの動きも見え方が断然違いますし、シニヨンすることも多いので、そのときに見えてくる表情にもこだわりたいのです。ウィービングなりスライシングなり、結果的に筋状になんらかのデザインがロングヘアの面に見えてほしいというのが私のいつもの希望です。
「結果的に」どう「見える」か、というのがお客様のポイントで、何をどうするかっていうのはあまり関係なかったりするんですね。ずっとメーカーにいるとそこで迷子になっちゃうことがあります。普通の女性客としてサロンで施術を受けるということが、いつも消費者目線に戻してくれます。
さて、カラーリストは太輔くん。この先何ヶ月かがどっちに向かって行きたい気分か、みたいなおしゃべりをし後は彼にバトンタッチです。お付き合いが長いとカウンセリングはかなりざっくり。「なんか」「的な」「っぽい」でイメージしていただくわけです。 太輔君、ありがとう♬ 技術的には今回は退色が全体的にすごかったので、部分的にハイライトとして残しつつ全体をローライト、ということになりました。太輔君カラーが終わると、「ロングでよかった」と現状の髪型がもっと好きになるから不思議です。 というかんじでカラーばかりでカットしてない私です。
メーカー時代はカラー剤の担当ばかりしていたこともありますが、カラーリングオタクです。サロンカラーの際はカラー剤の匂いで聞き酒ならぬ聞き剤をしてメーカー当てしてしまいますし、自宅でシャンプーをした退色水を見て「お、今回はバイオレット系使ったか、、」とカラーリストの補色計算に「にやり」としているわけですから、相当なオタクと自負しています。