
ヘッドドレスだけでなく、ドライヤーやブラシも、
ヘアアート・ジャパンのこだわりは、
内装にも気を使うお洒落なサロンに馴染むデザイン。
なんといっても”美”を扱うプロの方々が私のお客様。

会社の商品はカテゴリーでくくると”道具”ですが、
会社の姿勢は”インテリア”や”イメージづくり”のサポート。
そんなポリシーでプロダクトデザインに取り組んでいます。
で、例の自営症候群なのでしょうか。
人がどんなものを見て、高級と感じ、
どんな色合いや質感に居心地の良さを覚えるのか、、
日頃見るもの全てがそんなことにリンクしてしまいます。

で、今日私がとっっっても感動したのがここ。
どこでしょう?

”M”=マクドナルド。そう、
ミッキディー(アメリカ読み)店内です。
ファーストフードには縁が薄い方で、実は
利用頻度は4、5年に1回あるかないか。
新内装のミッキディーはもちろん未体験でした。
入ってすぐのメニューボードの色は黒。
白抜き文字ってだけでシャープな印象。
内装は壁紙にダークブラウンの木目プリント。
白いソファーとライトブラウンのテーブル。
お化粧室に向かう通路には
高い位置に置かれた白い砂と観葉植物。
、、とディテール色々みていくと、、
なんだか*マンダリンオリエンタルホテルの
ロビーみたいな錯覚すら起こりそうな感じ!
あのミッキディーが!!
*マンダリンオリエンタルホテル
「いやいや、それはいくらなんでも褒め過ぎですて」
と夜我が家に遊びに来た元部下につっこまれましたけど。
すいません、感激屋なもんで、、。

もちろん使用されている壁紙やトレイなんかの
材や質感は旧ミッキディーとさほど変わらず。
つまりパッケージやディスプレイに
お金をかければいい、というお話ではなく、
手頃な材料、または従来と同じ材質でも、
色合いや配置、コーディネイトだけで
世界観や価格帯の印象までも
ガラッと変えることができるという、
デザインがもつ可能性を目の当たりにして
なんだかとってもドキドキさせられました。
これでコーヒーが以前の倍になっていても
そんなに抵抗なく払ったことでしょう。
そんな提案ができるメーカーでありたい、
と改めて思った私@ニューコンセプトミッキディー♬