昨日受講したギフトショー、
2つめのセミナーによい出会いがありました。
趣旨はデザインの原点とは的なことについて
エレファントデザイン西山氏と
AXIS編集長石橋氏を招いての
パネルディスカッションだったんです。
受講者の皆様もリアルな商品開発関連話を
期待されてる様子でしたし、おそらく進行も
今求められるデザインや購買意識、とかいう
方向に持って行こうとしている様子でした。
ところが私にとって一番印象的な内容となったのが
西山氏が終了10分前にされた、
発展途上国の低所得者(BOP)に対して
現行の価格の100分の1にするという
プロジェクトをもちかけられたら?というお話。
ミシガン大学経済学者C.K.プラハラド氏が唱える
ボトム・オブ・ザ・ピラミッド(BOP)理論の1部。
デザインの話というとすぐにプロダクトと
思いがちですが、西山氏がずっとされていたのは
新しいシステムをデザインする、という観点。
そもそも価格を今の100分の1にするなんて、
常識の殻を破って、システムやプロセスを
全く新しく構築しなくてはできないことです。
でもそういうチャレンジにものすごい
ワクワクドキドキとやり甲斐を感じるのは
1メーカーの人間だから?それとも変人?!
まあこのお話にシンクロした理由は
実は別にもあったりするわけなんです。
なかなか真面目なお話って
する機会を作らないのですが、
まあ、私のキャラだと尚更、、、
でも少しだけお話すると、、、
********真面目門********
私が日頃美容業界に身を置いて思っているのは
美容業界とはキレイになることを追求できる
恵まれた環境の皆様で成り立つビジネスである、
ということなんです。だとすると
恵まれない環境に対して色々なものを還元する
近道になれる業界でもある、
ということかなと。
私が美容業界を盛り上げたい先には
いつも”貢献”を目標においています。
衣食住に困らず、学を積ませてもらった
恵まれてる方に入る私達が普通にお金を作って
いい車や素敵なお家を買うだけを目標にしたら
人生はなんて退屈で味気ないでしょう?!
********真面目門********
大きな目標を前に
あせりや葛藤を感じるときもありますが
目前の問題や悩みが
ちっぽけに見えて強くなれたりもします。
何が出来るかと立ち止まって考えたり
世界規模で起こっている問題に焦りを感じたり
そんな方々にお会いすると安心すると同時に
1人じゃないんだわ、と元気をもらえます。
そんなよい出会いのあった1日でありました。