タイトルにあえて”道具”と書きましたが、
私の本職はプロ用の美容”道具”メーカー、
というのが一番わかりやすい説明なのです。
以前”高級感を演出するデザイン力”について
書かせていただいたように、
私は常々デザインのもつ伝達力
みたいなものをとっても大事にしていますが、
”道具”だって、デザイン次第では道具を超えた
お客様とのコミニュケーションツールとしての
可能性があると考えています。
なので
あまり”道具”という言葉を使いません。
なんだかそのカテゴリー名で、自然と
使われ方や楽しみ方が限定されそうな気がして。
業界ではまだまだ”道具”は
昔ながらの問屋さん業というイメージ。
実際、ツールのカタログやパッケージには
あまりお洒落なものをみかけないのが現実です。

ヘアアート・ジャパンのお客様、
MAGNOLIA(マグノリア)さんにお邪魔すると、
もともと素敵な内装に、ドライヤーをかっこ良く
ディスプレイしていただいていて感動します。
アンティーク調の落ち着いた温かさに
ナチュラルシリーズのドライヤーが馴染んで、
なんだか
小粋なプロフェッショナル感
なんです。

セットで揃えたナチュラルシリーズのブラシも
フロントにディスプレイいただいています。
ちなみに
自分で立ってるブラシ達は可愛いです!(←親ばか?)
実は下にひいてあるマグネットプレートがトリック。
効果的に熱伝する金属ブラシなので、
磁力のあるものにくっつく性質があるんです。
棚ひとつとっても、ランプやソファーはもちろん、
小物まで、細部にこだわりがいっぱいのマグノリア。
ヘアアート・ジャパンの商品は、その中に
参加させていただいている、という感じです。
頑張ってデザインした子供達(商品です)が
キレイにディスプレイされていたり、
実際使用されているシーンを拝見すると
本当に幸せを噛み締めてしまいます♬
妥協しないで頑張ってよかった!という感じ。
*過去ブログ
→地味なプロセスやデザインワーク
→工場とのやりとりに悶々
お客様であるサロンは”美”を創造する聖域ですから、
やっぱり”道具”の機能だけでなく、
”インテリア”としての要素も譲れません。