フランス人男性の友人が以前、
セクシーという形容詞をお洋服に使うのは変!
と日本の雑誌を見て言っていたことがあります。
セクシーはその人のアーティチュード(態度)から
生まれるものであって、何もしていない何かが
それだけでセクシーになるのは納得がいかない、
”セクシー”はアーティチュードだと。
最終的に順応性が高い彼は批判をやめて、
日本語読みで使い分けを始めていましたよ。
アーティチュードがセクシーな時にsexy
セクシーを狙ったアイテムにはsekushi~。
日本文化贔屓のハズバンはアメリカで流行る前から、
日本の”可愛い文化”には興味を示していましたが
そんな彼でも”キュート”と言う時は
何かの見た目ではなく態度やありさまに対してのみ。
日本ではキレイ系キュート系という概念で
お洋服のみならずグッズや御顔立ちにも使われますが
彼にとって”可愛いはアーティチュード”だと。
最近では自然に”cute”と”kawaii”の
使い分けなども見られるようになりました。
アーティチュードが可愛いときはcute.
キティーちゃんグッズやお洋服はkawaii.
新しい文化ってこうして生まれていくのかも、、。
アーティチュードは化学反応みたいです。
その人の価値観や感性が元素になって
色々な素材と反応していくイメージ。
この環境におくとどう反応するんだろう?
この出来事と接触するとどうするだろう?
アーティチュードに惹かれてやまない、という
興味津々な元素を結婚相手に選んだ私ですが、
もともと人から自分がジャッジされるときも、
”見た目がタイプです”と言われるより
”笑いのツボがタイプです”のほうが好きですし
会うとエネルギーもらえる、が最高の褒め言葉。
ビジュアル形容詞よりもアーティチュード形容詞で
褒められるのが一番嬉しいようです。
”凛とした”とか”潔い”とか、
日本語でもアーティチュードを指す形容詞は
生き様が反映される深いものが多いですよね。
アーティチュードを褒められる人でありたいです。
蛇足)ランキングシステムの投票ボタンをつけてみました。
”日本での国際生活”というカテゴリーがあまりにも
参加者が少なかったのでやる気になった次第です。へへ。
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