お夕食はハズバンの18番、
プッタネスカだったんですが
これはお付合いしたての頃、
つまりハズバンが
お料理=加熱と理解していた頃、、、
にもかかわらず奇跡的に
美味しく作れるレシピのひとつでして
NYのアパートでもてなしてくれたのも
このプッタネスカでした。
いつも冷蔵庫にあるものをごちゃっと入れて
サッと作るこのクイックパスタは、イタリア語で
"娼婦のパスタ"という意味。娼婦がなんのために、
どんなときに、このパスタを作るというところは
色々違うお話があるようです。
さて、レパートリーは当時
指折り数えるほどもない彼が
「プッタネスカの意味、知ってる?」
なんてちょっと上から気味に
聞いてきたのを覚えています。
もちろん私は知っていましたが、
「あなたはどうして知ったの?」
と聞くとマエカノのお母さんに
教えてもらったというわけでした。
唯一上手に作れるお料理を
彼女の実家でも
披露したんでしょうね (くすっ)。
で、そのマエカノというのが
ハズバンの大学時代から
休学して中国で就職した頃も
さらにロースクール時代まで
ずっとお付き合いしていた方で
私はお会いしていないのですが
男子高校を卒業したばかりの
素朴で幼いガリ勉のハズバンが
紳士的なエスコートを
身につけられたのは絶対
彼女の教育のお陰だ、と
私が密かに感謝しているお相手です。
で、どういうわけか
ハズバンがプッタネスカを作る度、
そのマエカノのことを
ふっと思いだすわけなんです。
こんなにuseful(使い勝手がよい状態)に
してくれていてありがとう!
みたいなことを
そのマエカノやお義母さんに
感謝することがよくあります。
悪妻の証?!、、、。