縫い目って性格が出るらしく、
自信満々にダイナミックにずれている私の縫い目。
デザインワークで実際に試作することが増える中、
かわいそうな感じの私の縫い目を見ながら、中学で
家庭科をボイコットしたことが悔やまれるこの頃。

中学校で当時女子は家庭科、男子は技術、と
ふつーに決められることにも反発しちゃったわけで。
技術のほうが楽しそうだったし、
思春期の私は特に性差別に敏感でしたからね。
幸い技術の非常勤講師が理解ある先生で、
MYキットも用意してくださったお陰で
男子に混じって生き生きとノコギリを振り回し、
ハンダ付けなどの授業を楽しんで受けていました。
その時間に女子はエプロンなどの被服を
完成させていたというわけですね、、。
我が家ではハズバンが
ボタンつけとアイロンがけをしてくれるので
「お裁縫ができる人と結婚すればいいや」と
思ってた私の計算はくるっていませんが、
デザイナーさんに真顔で「三つ折りって?」
「ぬいしろって?」と聞いている私は
明らかに家庭科落第者です。