先月アメリカに里帰りした際、ハズバンが重度の時差ボケに悩まされ、全くアメリカ時間に適応できないまま日本へ戻ることになってしまった、という事実はまわりに話すと結構笑えるらしいことが判明しました。
「アメリカ人のくせに、ぷっ」(笑)というリアクションです。
ところが笑ってばかりもいられない続編、帰国後の時差ボケ。
結局アメリカで現地時間に馴染めず終いだったくせに、一体どこの国の時間をひきずっているのかしら?!と目を疑うほど睡魔に身を任せる帰国後のハズバン。続くこと2週間。
いつもならせっせとお食事を用意してくれるはずが帰宅後ソファーに直行。会話を試みるもののテンションがかなり低く、ネガティブ発言も連発。
さらにご飯の準備も後片付けも手伝う姿勢ゼロ。お食事後は半目。ベッドで寝るよう促すとなぜか激しく抵抗しソファーで昏睡。nothing but 無気力(無気力以外ナニモノでもない)。
注)普通に眠いだけなら別に気に障らないんです。変にこちらの提案に抵抗したり言う事を聞かないと、眠くないふりをして頑張っているのも、もはや全然可愛くないわけです。
別人と化してしまったハズバンと1人上手になった私。
会話のない夫婦のできあがり♬
ということで、毎日早朝5時ゴロから上機嫌でコーヒーをいれているハズバンの鼻歌を聞くと胸が痛んだのですが、思い切って抗議してみました。
「時差ボケは気合い*なのです。それを何週間も睡魔に身を任せ、何百時間もの夫婦の貴重な時間をソファーで無駄に過ごしたのはだらしない上に私に失礼だと思わない?夫婦の危機だと思います」*時差ボケ知らずの私の持論
早起きはまあ時差ボケなので勝手にしているだけとしても、入れたての私のコーヒーをもったまま「ごめんね〜、僕埋め合わせ (make it up )するよ〜」と素直なあたりはいつも私が悪者っぽくなる最大の理由です。
とはいえ彼はなんせ太々しいほうのアメリカ人ですから。恐怖訴求で危機感をあおらないと効き目がないのです。なにはともあれドラマティックに夫婦の危機を言及して一件落着。

埋め合わせはFURUTOSHIのディナーでした(勝者の笑み)。これって迷惑の度合い(損害)が大きくなればどんどん高級なレストランに連れて行ってもらえる、ってことかしら?(悪魔)

男性読者の皆様「まずいんじゃないの〜?こういう展開」とハズバンの味方をされているかもしれませんね。