子供連れでも行ける外食処は限られるのですが、
福井市内にあるこちらの「喜水(キスイ)」は
個室もあり、お店の方の理解もあるので過ごしやすく、
ちょくちょく利用している割烹です。
GWは姉も4歳の姪と共に帰福していますので
季節を楽しみに、家族でランチ懐石してきました。
ジュンサイとジュレで和えた山菜やいくらが
南京蕎麦の上に載せられた冷菜から始まりました。
お皿の下に引かれた和紙がお料理の金箔とマッチして粋。
黒と金のコンビって素敵です。
土瓶蒸しはウドが入っていて、お昆布出汁と絶妙。
ハズバンが東京でお刺身を食べようと言わない理由は
福井にしょっちゅうきているからでしょう。
シーフードにうるさい通な外人に仕立てたのはうちの家族です。
お皿や盛り付けの色合いは外食の楽しみです。
食材のコンビネーションも面白い発見があります。
揚げ物にキウイがちらほらしているのも可愛いです。
黒龍はよくブログでご紹介していますが、
私がスタンダードに好きな福井のお酒に「一本義」があります。
ラベルに赤や緑、金など種類がありますが、
冷酒でいただいたのは緑色の一本義でした。
NYのヴィレッジに日本人タウンがあるのですが、そこに
私と出会う前から親日家だったハズバンのいきつけ、
ヴィレッジ横丁という居酒屋がありました。
知り合って間もない頃、得意げに連れて行ってもらった際、
男山や八海山、美男子など、お酒の揃えが豊富なので
利き酒をしたりして楽しんだものです。
NYを離れることを決めたハズバンと最後に行った際、
”一本義”を仕入れるよう店主にリクエストしたことなど
ふと思い出しながらいただきました。
でもやっぱり地酒は地元の旬な食材との食べ合わせが一番!
やっと噂の一本義を素敵な懐石料理で味わうことができ、
幸せそうなハズバンでした。
なんだかロハスライフ、グルメ日記になりそうな毎日です。