点と点が線になって繋がっていくので
形になったとき、追々ご報告していきま~す。
久々の更新はヤッパリ食べ物。
「加奈ちゃんのブログは殆ど食べ物ネタですね」
と言われてハッとした食いしん坊。
夏に落ちた食欲も近頃しっかり挽回しています。
切り替わった季節先取りの灰甚。
お膾の中に丸ごと入ったマスカットが
食感も香りもピッタリで新しい発見。
お刺身はお猪口の様な小さな注ぎ口がついた
お醤油用のお小皿と共に登場しました。
温泉卵にお醤油をかけていただきます。
サーモンの蓮根はさみ、茗荷寿司、
銀杏の松葉さし、かぼす釜などなど
栗やもみじ麩もさらに彩りを添えて
パステルカラーが際立つ白いお皿で。
左の板に挟まれた焼肴はのどくろちゃんでした。
~ここからは今回の灰甚後記~
いつも器でも季節を楽しめる灰甚。
お箸置きが栗だったので、(下のお写真)
あちこちにちりばめられた栗に
懐石最後も栗ご飯で栗づくしのメニュー。
私のブログを見て「僕も行ってみたい」と
日ごろから切望していたハズバンにとって
今回初めての灰甚デビューだったのですが、
実は栗とサツマイモはあまりHOTじゃない彼。
*ホットじゃない=無くても生きていける、
という英語でいう「苦手」の婉曲表現です。
なくても生きていけるんだけど、
取ったら食べるとこないね、という今回。
流暢とも言いづらいお箸使いで
必死に栗をよけながら頂くハズバンを横目に
今回もしっかり堪能した私と母でした。
御品書きの「金時チョコ」の意味がわからず
一瞬テンションがあがったハズバンでしたが
一口頂いてテンションは急降下。
「なんですか?この素晴らしいチョコレートを
駄目にしている黄色い物体は?!?」
楽しみにしていたのに芋栗づくしで
災難でしたね、ハズバン。
神無月その弐もあるし、霜月も楽しみ。
また連れてきてあげるさ。
(全部来るつもりでいる裏住職です)