とても日本らしいおもてなしの形。
ゲストはホストのプロの技を見ながら、
ホストはゲストの反応が見ながら、という
茶の湯にも似た客と主の距離感です。
アメリカで流行りのじゃぱにーず鉄板は
激しいパフォーマンスを楽しむ
アミューズメント要素の強いお店の方が
うけがよいのかメジャーなようです。
普段お肉に興味がない私も大好きです。
*ゲイミー:動物臭
鉄板焼の締めに欠かせない存在。
滅多に日本語で自主的にしゃべらない彼が徐に
「コレハ、ウチニオケマスカ?」
と言うから妻もビックリするぜ、ですよ。
プロのお仕事を目の当たりにした彼は
なんと鉄板が欲しくなってしまったらしい。
あの、使いこなせなかったら邪魔でしょ?
「重いですよ。300kgくらいあります」
と真面目にお相手してくれちゃうシェフ。
ウェイターの方が横からさらに
「これで高級車1台分位のお値段です」
あれ? 思ったより安い、、、。
諦めさせてくれるつもりなら逆効果だわ。
ハズバンの夢はどんどん膨らんでゆき、
「ハンバーグオイシソウ」
「パンケーキ、タクサンヤケル」
勿体ないことに、そして残念ながら
美味しい鉄板料理の後になっても
発想がなかなかどうして
アメリカンダイナー
★アメリカンダイナー:深夜営業が特徴の大衆食堂。
その後もネホハホ細かい話を伺って
結果的にメンテナンスが並大抵じゃない、
ということが発覚し、諦めたハズバン。
やれやれ。
焼くのも、メンテも、プロにお任せして、
たまに遊びにこさせていただくのが一番。
ちなみに蓋をしたらビリヤード台にできる、
っていう私のアイディアには
夕顔のスタッフも乗ってくれましたよ♬
私もそこそこダイナー系か。
フィクションを楽しむテーマパークのよう。
ちょっと楽しみに行きましょう、というお店です。